小児看護学専攻分野(修士課程)

専攻分野の紹介

小児の成長発達と看護、小児の家族への看護にかかわる諸理論を基盤とする高度な知識・技術を学びます。それらを通じて、小児看護領域における複雑で解決困難な看護問題に対し、高い水準の看護ケアを実践できる人材、また、それらのケアを十分に提供するための専門的な教育や研究に携わる人材の育成を行っています。

構成メンバー

教授 小島 ひで子
大学院生 1名

主な活動

※授業科目の概要・シラバスについてはこちらをご覧下さい。

主催・共催している研究プログラム・実践活動など

大学病院ナースとの共同研究
「がん患者を親に持つ子どものグリーフケアを支える医療者育成システムの構築」
がん患者を親に持つ子どものグリーフケアに対応する医療者のための教育(基礎・実践)プログラムを開発し、効果的なシステム導入について、北里大学病院・東病院看護師等と共同研究しています。

定例研究会や勉強会など

現在は、担当授業時間内で、教員・学生の研究経過の報告、関連領域の研究や実践の紹介等を適宜行っています。

今までに指導した主な学位論文・卒業研究のテーマ

小島 ひで子
  • 「小児集中治療領域でEnd-of-lifeを迎える患児家族と医師との相互作用」(2019年3月修士論文)
  • 「小児がん経験者の長期フォローアップにおける主体的な受診行動プロセスの障壁となる要因」(平成29年3月修士論文)
  • 「小児病棟看護師が直面するプレパレーションを阻害する要因」(平成29年3月卒業研究)
  • 「重症心身障害児をもつ母親の特徴 -レジリエンスの視点から-」(平成28年3月修士論文)
  • 「小児慢性疾患の中・高校生の自立支援への母親の思い」(平成28年3月修士論文)
  • 「小児期に生体肝移植を受けた患者の体験 -療養生活についての語り-」(平成28年3月修士論文)

その他

在学生の声

専門領域の講義は少人数で実施され、一部ではゼミ形式で、関心のあるテーマについて、じっくり考えたり調査をして発表できるので、修士論文のテーマが確定する前から研究方法を学習することができました。また、演習では、CNSとして活動している先輩の講義や、病院・関連施設の見学を通して、いろいろな視点から学ぶことができます。

(修士課程2年生)

私は本学の専門看護師コースに在籍しています。長期履修制度を利用し、授業が中心の1年半は働きながら学修し、残りの1年半は、実習と研究に専念するため休職しています。小児看護学専攻は、学生の生活スタイルに合わせ実習と研究のカリキュラムを検討できるため、とても学修しやすい環境です。実習では、研究につながる専門分野に特化して、病院だけでなく地域の関連施設でも実習することができ、臨床では経験できない地域の視点から医療との連携を学ぶ機会になりました。北里大学病院に勤務する複数の小児看護専門看護師の方から、授業や実習を通してディスカッションの機会が豊富にあることも魅力です。小児看護学ゼミでは、先生方の手厚いご指導のもと、少人数かつアットホームな雰囲気で学生の関心のある専門分野について深めることができます。

(修士課程2年生)


修了生の声

長期履修制度を活用したことで、臨床の課題にも向き合いながら、研究テーマの絞り込みも丁寧にじっくり行うことができました。また、病院や関連施設での演習や実習は、これまでの看護をみつめ深める貴重な機会となり、臨床に戻ってからの実践知となりました。
 大学院の講義では、各分野を専門とする先生方から研究手法について幅広く学ぶことができました。一方で、専門分野となる小児看護学の講義は少人数で実施され、子どもの成長発達や権利、医療者としての倫理についてプレゼンテーションとディスカッションの形式で学びを深めることができました。論文については、研究方法や分析結果について小児看護学の先生方からのアドバイスをもらうことはもちろん、他領域の先生方からもアドバイスをもらいながら研究を進めることができました。